【失敗談あり】軽貨物ドライバーの求人情報をさがすコツ・委託会社の選び方【後悔しないために】

後悔はしたくない

軽貨物ドライバーの求人情報を探していますが、
たくさんあってどこを選べば良いかわからない。

悪質な会社もあると聞きます。
後悔しない選び方や選ぶ基準を教えてください!

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・委託会社を探す時はここを見る
・過去に出会ったヤバい会社の話
・まとめ:選ぶ委託会社で未来が変わる

記事の信頼性

この記事を書いているぼくは、軽貨物ドライバー歴5年。
・大手運送会社の宅配3社
・企業配送10社
・フードデリバリー3社
などの現場をこれまで経験しています。
軽貨物・宅配ドライバーとして数々の修羅場をくぐり抜けてきました。

【委託会社とは】
軽貨物ドライバーと、元請け会社との間に入る会社。
ドライバーが手数料を支払う代わりに下記を行います。
・仕事先の紹介
・売上の書類作成・振込
・欠員時に代走ドライバーを用意
自ら営業して仕事をとってこない場合、委託会社を通して働く現場を探すことになります。

委託会社との関係性

委託会社を探す時はここを見る

チェックする

委託会社が求人を出している時は以下項目をチェックすることをおすすめします。
ひとつでもうやむやにしたまま契約を交わしてしまうと、
後々大変なことになります。

委託会社に支払う手数料をすべて確認する
豊富な案件を持っているか
すでに働いているドライバーをみる
求人募集内容のウソ
給料がいつ振り込まれるか

委託会社に支払う手数料をすべて確認する

委託手数料(ロイヤリティ)…売上高の10〜15%
事務手数料…約5,000円
車のレンタル費用…20,000〜30,000円

上記は軽貨物業界の相場・平均です。
これらに加えてよくわからない費用を支払わなければいけなかったり、
相場を上回る費用を払う場合は、その会社はやめといた方が賢明です。

豊富な案件を持っているか

会社が常日頃から営業を行い、軽貨物の案件をたくさん持っていることは重要です。
万が一仕事中のミスや相手方の事情で稼働停止になったとしても、
すぐに次の仕事先が紹介してもらえるので収入・生活が安定します。

すでに働いているドライバーをみる

できるだけ始めは体験で横乗り(助手席に乗って配達を見学すること)で現場の雰囲気を確認した方が良いです。
その時重要なのは、すでに現場で配達しているドライバーに話を聞くこと。
委託会社の良し悪しは、現場のドライバーの言動にモロに現れます。

求人募集内容のウソ

月50万以上稼げます!
軽いものばかりなので女性もOK!
福利厚生が充実!

などと求人募集に書いてある場合はまず疑ったほうがよいです。

経費や手数料を一切考慮していない金額だったり、
軽貨物の現実を無視した内容である可能性が高いです。

給料がいつ振り込まれるか

軽貨物業界は稼いだ売上の振込が遅い会社が本当に多いです。

ぼくも過去に所属した委託会社は振込が翌々月末だったりして、
生活がめちゃくちゃ大変でした。

遅くても翌々月頭
通常は翌月末です。

理想は翌月頭ですね。

過去に出会ったヤバい会社の話

当時のぼくは委託会社を選ぶ基準が何も分からず、
採用担当の言うことをすべて鵜呑みにして契約してしまいました。

時間に余裕が持てて、プライベートが充実する
業界高水準の報酬を支払う
正社員登用の制度があり、後々現場リーダーになれる(手当つき)

面接時はとにかく良いことしか言いません。
蓋を開けてみると、地獄のような現場が待っていました。

・勤務時間…7:00〜22:30(週6日)
・誤配は罰金5,000円+始末書数枚
・相場を上回る手数料
・売上は260,000円ほど(月収160,000円ほど)

当時は経験も少なくあまり配達できなかったとはいえ、あまりにひどい働き方。
睡眠不足が連日続き、体を酷使して頑張っているけど全く稼げない。

入った当日から現場にいたドライバーが猛烈に所属会社の悪口を言い、
次の仕事先を探していた姿が印象に残っています。


そんな現場ですので月に1〜2人は人が辞めていきました。
なので入って2ヶ月ほどでぼくは古参ドライバーとなり、
新人教育を担当させられるはめになりました。(手当は当然なし)

肉体的にも、精神的にもキツすぎる。
体が徐々に衰弱し、2ヶ月ちょっとで10kgほど体重が減りました。

ぼくにも限界が近づき、辞める旨を委託会社の現場担当者に話したところ新たな問題が発生。
『契約より早い退職勧告ですので、最終月の売上は振り込みません』

頭に来たぼくは、
『これから労働基準監督署に駆け込むから』
と現場担当者に話したところ態度を一変。
すぐに口座に売上が振り込まれました。

そして無事退職することができ、
ぼくの地獄の3ヶ月は幕を閉じました。

その会社はその後も、ドライバーが入っては辞め入っては辞めの繰り返しと聞きます。
委託会社は慎重に選ばなければならない。
という教訓を身をもって知りました。

まとめ:選ぶ委託会社で未来が変わる

委託会社はぼくが経験したような悪い会社ばかりではありません、
立派な理念を掲げ、真っ当な仕事をしている立派な会社も確かにあります。

ただ、何も知らない初めて軽貨物を始める人を、
食い物にしている会社が多いのが軽貨物業界の現実です。

・高すぎる手数料
・長すぎる拘束時間
・謎の項目の手数料
・売上の未払い

これから軽貨物に挑戦する方や、
今現在苦しい状況に直面している方が、
この記事の情報で良い委託会社を選び、
最高の軽貨物ライフを送ることを心より願っています。

今回は以上となります。
ありがとうございます。

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