軽貨物ドライバーやってみようと思うんだけど、
もし避けられる失敗があるならば事前に知っておきたい!
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・お客さんの荷物を破壊
・やっちゃいけない荷物の積み方、探し方
・【結末】その後どうなったのか
・結論:当時のぼくには冷静さが足りなかった
この記事を書いているぼくは、軽貨物ドライバー歴5年。
大手運送会社の宅配3社
企業配送10社
フードデリバリー3社
などの現場をこれまで経験しています。
軽貨物・宅配ドライバーとして数々の修羅場をくぐり抜けてきました。
お客さんの荷物を破壊
「やってしまった」
ぼくは青ざめた顔で、立ち尽くしていました。
お歳暮のビールを、車の天井から地面に激しく落としました。
ビール缶は激しくへこみ、ぐしゃぐしゃ。
数本から中身のビールが溢れ出し、プシューッと勢いよく音を立てています。
軽貨物をはじめて3ヶ月目で、12月の繁忙期をむかえました。
運送会社の年末繁忙期は、一言で言うと地獄。
荷物の量は普段と比べられないくらい激増します。
すさまじい数の、お歳暮。
のし紙に包まれた荷物でぼくの車の荷室はあふれていました。
大量の荷物の持ち出しに普段よりかなりの時間がかかり、
やっとたどり着いた配達先のお宅で荷物が全然見つからない。
時間指定が間に合わない、お客さんからバンバン問い合わせが入る。
そして…とにかくあせる。
やっちゃいけない荷物の積み方、探し方
何が問題だったのか?
5年経った今、苦い記憶を思い出しながら考えると…
・配達先の順番を把握していなかった
・テキトーに荷物を積み上げていた
・荷物を探す時にジャマな荷物を車の天井にあげた
あせったぼくは、荷物を探すときにジャマな荷物を車の天井に並べていました。
荷物を下ろすのを忘れてしまい、気づかずそのまま発進。
荷物が地面に激しく落下しました。
【結末】その後どうなったのか
配達が完全にストップしてしまったので近くを走っていた同僚ドライバーに助けを求めたのですが、
他コースも荷物であふれている状況で、自分でなんとかしろとのこと。
委託会社の社長に連絡し、お客さんのもとに同じ品を買って謝罪に行ってもらい、
なんとか許していただきました。
(その節は本当にご迷惑をお掛けしました。)
荷物代金はもちろん全額弁償です。
そして、諸々の対応で配達が大幅に遅れてしまい、大量の荷物の未配。
方々に平謝りです。
結論:当時のぼくには冷静さが足りなかった
根本の原因は、冷静に落ちついて配達できなかったことにあります。
あせっても何一つ良いことはありません。
ヤバい時ほど、冷静に。
軽貨物ドライバーとして成長した今、当時の自分に伝えたいことがあります。
①:冷静になれ
②:配達する順番に荷物を積み込め
③:残り荷物のことは考えず、目の前の荷物だけを配りつづけろ
今回は以上となります。
ありがとうございます。