住所不明の探し方【軽貨物ドライバー必須能力】

住所不明の探し方

地図に載っていない建物の探し方が分からない…
現場で実証済みの探し方を教えてほしい!

こういった疑問に答えます。

・探す前にこれだけは知っておこう
・探す時に役立つスマホアプリ3つ+WEBサービス1つ
・住所不明を探す方法4つ
・最後にGoogleマップに記録
・まとめ:住所不明は必ずぶつかる壁

この記事を書いているぼくは、軽貨物ドライバー歴5年
大手運送会社の宅配3社
企業配送10社
フードデリバリー3社
などの現場を経験しています。
軽貨物・宅配ドライバーとして数々の修羅場をくぐり抜けてきました。

探す前にこれだけは知っておこう

黒板にはてな

配達の荷物に使われる地図データですが、
下記の2種類があります。

・ゼンリンの地図データ
・Googleの地図データ

この2つの住所データはある程度の場所は同じなのですが、
細かい場所がズレていたり、場所によっては大幅に違っていたりするので誤配しないように注意が必要です。

ゼンリンの地図データ

株式会社ゼンリンが作成している地図データ。
日本全国の地図情報はほぼゼンリンの情報を元に使われている。
公的機関でもこちらが使われている。

「住宅地図」
いわゆるゼンリン地図。
住所・建物名・入居者名・形状などを収録した地図。
調査員が直接現地に行って目視して記録していくそうですが、
それゆえ番地の記載間違い建物名の間違いが結構あるので注意が必要。
有料であり、お店で買うと高いので一般の方はあまり馴染みがないかもしれません。

Googleの住所データ

Googleが独自で作っている住所データ。
無料で誰でも使えるので、こちらの住所を配達先に使う人も多い。
肌感ですが、新築のお宅や若い方はこちらを使う人が多い感じがします。

探す時に役立つスマホアプリ3つ+WEBサイト1つ

アプリ

以下の4つのツールがあると、かなりはかどります。
ぼくも不明住所探しの時は必ず使います。

・GODOOR
・Googleマップ
・Yahoo!マップ
・MAPLE法務局地図ビューア(WEBサイト)

GODOOR

ゼンリンが作ったアプリ。
有料
地図データ大元の会社が作ったアプリなので、データの更新は早い。
配達系アプリを何個も試しましたが、結局これに落ち着きます。
検索機能が優秀で、建物の表札も載っているのでこれがあると住所探しがかなりはかどります。
有料ですが必要経費として払う価値あり。

Googleマップ

Googleが自前で作った地図データを使うアプリ。
無料
昔はゼンリンの地図データを使っていたようですが、現在は独自の地図データを使用。
動作が軽く、デザインも見やすいので使いやすいです。

Yahoo!マップ

ヤフーが作ったアプリ。
無料
地図データはゼンリンのものが使われている。
動作が軽快で、アパート名・ビル名なども記載されていて使いやすい。
表札がなかったり検索機能は弱いのですが、ゼンリンの代わりに使う人も多いです。

MAPLE法務局地図ビューア

https://labs.mapple.com/mapplexml.html

無料で見れるWEBサービス。
法務省登記所の地図データ。
住所が載ってないところもありますが、
土地の住所を確認できるので新築住宅を探すときに使えます。

住所不明を探す方法4つ

競争

状況により探す方法は変わってきます。
ぼくは以下の方法で住所不明を探して、解決してきました。

・Googleマップで住所を検索する
・GODOORで住所を検索する
・電話でお客さんに直接聞く
・正ドライバーに聞く(運送会社の場合)

Googleマップで住所を検索する

Googleマップで配達先住所を入力して検索する。
Googleの地図データにないか確認する。

GODOORで住所を検索する

配達先住所の付近を検索で表示させて、
表札のみ表示されている建物や、何も書いていない空白の建物を候補に入れる。

候補をつけた建物に直接行って聞き込みし、
もし不在の時はお隣の家や近隣のお宅にも聞き込みします。

電話でお客さんに直接聞く

ゼンリン地図で周りの建物情報などを伝えながら探す。
宅配便荷物の場合、お客さんの住所書き間違い旧住所(ゼンリン地図に載ってない古い住所)を書いてたりすることもあるのでこの場合は電話で聞かないと分かりません。

正ドライバーに聞く(運送会社の場合)

運送会社の正規ドライバーは、
新築の家や地図に載っていない建物についてかなり詳しい情報を持っているので、
事前に分からないところは聞いておくのも良いです。

最後にGoogleマップに記録

最後にGoogleマップにメモとして残しておくのをおすすめします。
細かい住所などは記録しておくと後々必ず役に立ちます。
Googleマップを配達メモとして使う方法は以下の記事をどうぞ。

まとめ:住所不明は必ずぶつかる壁

壁を乗り越える

住所不明を探す作業は軽貨物ドライバーをやっていると100%発生します。
慣れてくると、新築の家でも「多分この辺だな」という勘が掴めてくると思いますので、
はじめのうちはこの記事のやり方でトライすると良いと思います。
配達スピードを上げるためにも不明住所を探す能力は必須になりますので、
確実に身につけていきましょう。

今回は以上になります。
ありがとうございます。

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